本種は明治初期に中国より導入。加工用の桃だったことから現在に残る幻の桃である。
果重は200〜300g位。果形は先端尖がり、果皮は全面濃紅に着色する。 果肉は紅色で内質は硬く、繊維多く酸味がある。生食には好みに分かれるが少し手を加えることで劇的に変化する。ジャム・コンフィチュールなどがお勧めである。
樹勢は強く、樹姿は中間〜開張性、花粉を有し豊産性である。